My position of game research.

ゲーム研究を巡る私のポジションについてメモ。

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世界には「ゲーム構造」なるものがあると思っている。
それは世界が産まれてからこのようになるに至った様々な局面で出現してきた構造。

ゲーム構造はいたるところにあり、だから生物の進化はゲーム構造への対応の結果そのもの。
人間は今のところもっとも極まっている。だから人間の行動を追えばゲームはわかる。なにしろ勝ち残って生き残っているのだから、ゲーム構造に勝ち残るのに適した行動を取りやすい奴らが選別されているはずだ。ゲームを見たら挑戦せざるを得ない。そして勝ちたいと思わざるを得ない。そんな脳の構造を持っているはずだ。

だから人間がゲームに対したときの行動を見ればゲームは理解できる。同じ行動を取るすべての対象がゲーム。それらの共通項を探せばゲーム構造は見つかる。見つけたゲーム構造をどこまでも遡って適用して、最古のゲーム構造がどこに見つけられるかを探求したい(宇宙開闢の直後から、という回答に至るのではないか、と予想している)。